7/11(木) 非行防止教室
- 公開日
- 2024/07/12
- 更新日
- 2024/07/12
学校行事
昨日は非行防止教室を行いました。
昨年度に続き元越谷市立新栄中学校長 井上聡先生に来校いただき、ご講演いただきました。巧みな話術に生徒は話に引き込まれ、頭を使い、気づいたら終わりの時間を迎えていました。
『中学生は夏休み前に、テストの結果や三者面談などを前にして後ろ向きになり「心の隙間」が生まれる。怖い人たちはそういう子どもたちに「心の隙間」が生まれる時期を狙っている。』
「心の隙間」の具体例として「SNSで嘘を装い性行為等の被害」「自撮り被害」「受け子呼子」「誹謗中傷」を学びました。
また、心の隙間を埋める「4つの方法」を教えていただきました。
【1】何かに打ち込み心を満たす(夜ふかしやゲーム、暴飲暴食など努力の要らない心の満たし方でなく、部活動、勉強、読書など努力して心を満たす。おすすめは、人のために動くこと。学校の清掃や係の仕事など)
【2】直感力と直観力(直感力:先天的な察する力、直観力:後天的に身につく力。直観的に危険の察知する力を高めたい。人は思い込んでしまう。自分の考えだけでなく、「違う考え方もある」、「怖い一面もある」と考えたい)
【3】想像力(いつも険しい顔の友達。背景を考えられるようになりたい)
【4】SOS、助けてを言える人に(子どもが親や教員に相談できない3つの理由:1=余裕がなさそう 2=何を言われるか想像できてしまう 3=良い子のイメージを崩したくない) 相談することで一気に解決に向かう。困ったときは親や教員に相談しよう)
「心の隙間を埋める4つの方法」を使って、隙を作らず、また危険を察知し回避する力を身に付けていきましょう。